秋が近づいてくると、日が沈む時間はすっかり早くなってしまいます。
朝の通勤・通学だけでなく、学校帰りや仕事帰りにはもう真っ暗なんてこともよくある話です。
歩行者も、車も、ひとたび道路に出れば危険はいくらでもあります。
加害者にも、被害者にもならないように気を付けなければいけません。
本日の雑談
暗い夜道をストロボ点滅で走行している人は格好良く見えませんか?
そうかもしれないけど、安全面ではあまり好ましくないのです。
検証に使用したフロントライト
そういえば自転車用のフロントライトでオススメはありますか?
コスパが高くて、買いやすい価格帯のものが理想です!
フロントライトは明るさの性能によって価格が大きく変わります。また、電源がUSB充電タイプなのか乾電池タイプなのかによっても変わります。
USB充電タイプで200ルーメンくらいの明るさを持つライトであれば、安くて買いやすいです。
エントリーモデルとしては、CATEYEというメーカーのVOLT200がオススメです。
最初はこれくらいで抑えておくのが理想的です。
200ルーメンであれば、市街地では十分明るいです。ただし、街灯のない道路をたくさん走ったり、深夜のライドをする人にはもうワンランク上のライトが無難です。
3段階の明るさを比較
VOLT200は明るさを3段階で調節することができます。
ハイビーム、ロービーム、ストロボ発光の3段階です。
今回は、ガレージを壁にして5m手前くらいで撮影している動画です。
見比べてみると、意外と違いが分かって面白いものです。
まずはロービーム(下向き)
次はハイビーム(上向き)
最後に、ストロボ発光(点滅)
こうやって見ると違いがはっきり分かります。
どれが一番安全なのかも伝わったかと思います。
念のため、近くに障害物のないところで撮った写真も見比べてみます。
まずはロービームの画像です。
続いて、ハイビームの画像です。
動画と静止画を見ることで、余計に分かるものです。
【本記事のまとめ】市街地でも夜間はハイビーム点灯が理想
それぞれの動画を見ると、ハイビームの点灯が安全面では一番安心できることが分かりました。
やっぱりハイビームが一番理想的です。
市街地では自動車や歩行者ともよくすれ違うもの。
そのため、「ここに自転車がいるよ」というアピールは必要になります。注意喚起も含めて目立つようにしておくことがなによりも大切なのです。
本日はフロントライトの紹介をしましたが、リアの赤色ライトもきちんと装着してより安全に夜間走行したいものです。
スポーツ自転車がフロントライトを点滅で走行している様子を見かけます。
やはり安全面ではあまり良くありません。ハイビームが一番安心です。
【補足】今日のオススメの一品
夜間走行の多い人や、極端に人通りの少ないところを走る人にはグレードが少し上のライトの方が安心です。
明るさは抜群ですが、その代わり値段も高くなります。
また1回の走行距離が長い人は2、3本のライトを持っておくことをオススメします。
ハンドルバーに固定するステーは揃えた方が楽なので、メーカーを揃えておくとより便利です。