よく自転車にはカタログスペックというものがあります。
インターネットで車種について調べていくと、こんなパーツが使われている、こんな特徴があるといったことが書かれています。
カラミータのチャオは平たんな街乗りがメインと書かれていますが、理由を考えてみました。
今日のレッスン
カラミータのチャオのカタログにはなんて書いてあるの?
街乗りが快適なクロスバイクって書かれているね
チャオのカタログスペックについて
カタログスペックは販売元のサイトに記載がありました。
現在は販売されていない車種なので情報をみることができません。(2022.2.23現在)
過去に出ていたものも含めて、いろんなところから情報を集めてみました。

ポイントとしては、
- ホリゾンタルのクロモリ材質のフレーム
- 26インチタイヤ
- フロントシングルギア
- クイックリリース付き
- 前後ともにカスタマイズが可能
とはいっても、クロスバイクとしては珍しくない情報もたくさん含まれています。
とくにクイックリリースは付いていて当たりまえとも言えますし、フロントシングルは大きなメリットとは言えない部分もあります。
チャオのスペック詳細
もうすこし細かい情報を教えてもらえませんか?
いっしょに調べていこう!
スポーツ自転車のカタログでよく見るスペック一覧を見つけたので紹介しておきます。
- フレーム/フォーク素材 : クロモリ
- タイヤ : KENDA 26×1.5インチ
- ブレーキ : Vブレーキシステム
- メインコンポーネント : Shimano製
- ハンドル/ステム : KALLOY製
- ヘッドセット : VP製
- シフター : シマノSL-M310
- ブレーキレバー/ブレーキ :PROMAX製
- リアディレイラー : Shimano ALTUS(8段)
- クランク : フロントシングル 42T
- スプロケット : CS-HG41 11-32T
- シートポスト : KALLOY製
- サドル : VERO製
- チェーン : KMC製
- ペダル : WELLGO製
これがチャオのスペック一覧だよ。カラーリングは4色から選択できるんだけど、鮮やか色が多いね。




カタログに載っていない情報
カタログに書かれていない情報はなにかあるの?
1つあげるとすれば車体の重量だね!
停止状態からのスタートや、走行性能にも影響するので重量はけっこう重要な数値です。
とくにこれから自転車にガンガン乗りたいと考えている人は気にする数字だったりします。

測ってみると、11.37kgという数値でした。
クロスバイクとしては、かなり重たい方に入ります。
使用しているのは、
- フロントタイヤ KOJAK(SCHWALBE)26×1.35
- リアタイヤ KWICKTENDRIL(KENDA)26×1.5
買ったときよりは少し軽いはずですが、それでも11.37kgは重たいです。
比較する材料がないと分からないので、ほかのものも見てみます。
GIANTのクロスバイクRX3は10.3kg。

GIOSのクロスバイクMISTRALは10.8kg。

そして古い自転車ですが、同じクロモリ材質のBRIDGESTONEのロードバイクRNC7は9.66kgでした。


チャオ以外の自転車は、いろいろな条件を加味してもチャオより軽いことが分かります。
街乗りメインだとされる理由
チャオはどんなステージに向いているのかな?
プロモーション通り、やっぱり街乗りメインだね!
チャオはあくまでも街乗りメインのクロスバイクになります。
理由としては大きく3つ
- ホリゾンタルのフレーム形状
- マウンテンバイク向けの26インチ&太いタイヤ
- シングルスピード8段ギア
ホリゾンタルフレームはクロモリ材質が一般的で、マイルドな乗り心地だと言われています。
太いタイヤなのでスタートは重たく感じますが、多少の砂地でも気にせず進んでいけます。
そういった意味で市街地をガンガン走れる感覚なのです。

そして8段ギアしかないので、最高速や、長距離ライドという点ではほかのクロスバイクに劣ってしまう部分があるのも事実です。
【まとめ】チャオは街中でのんびり走りたいクロスバイク
チャオは街乗りにより適したクロスバイクでした
もう一度、記事を振り返ってみます。
クロスバイクのチャオが街乗りメインだと言われる理由は3点でした。
- クロモリ材質
- 26インチのタイヤサイズ
- 8段変速
タイヤサイズを大きくすることはできませんが、1.35までなら問題なく細くできます。
よりスピード感あふれる乗り心地を楽しみたい人は一度試してみることをおすすめします。
変速システムを変えるのはお金がかかってしまい、現実的な楽しみ方ではありません。
そんなにスピード重視なら、乗り換えを検討すべきです。
いま、持っているものを精一杯楽しめばいいのです。
チャオは、ゆるく楽しむことがコンセプトのクロスバイクでした。クロスバイクの原点ともいえる醍醐味を満喫したいものです。