クロスバイクはロードバイクとマウンテンバイクのちょうど中間の位置付けとも言えます。
それぞれの長所も短所も引き継いでいるクロスバイク。
ブランドや車種にもよりますが、街乗り重視のチャオは、明らかにマウンテンバイク寄りです。
マウンテンバイクは多少の悪路も難なく走ることができることで知られていますが、タイヤ幅は広め。全体的な動きがもっさりしているのが特徴とも言えます。
本日の雑談
クロスバイクの漕ぎ出しが重く感じます。
なんとか軽くできませんか?
実はとても簡単な方法が1つあるんです。
今回はタイヤに注目してみましょう!
Calamita ciaoについている純正装備のタイヤ
Calamitaチャオを新品で購入すると、「KENDA」というメーカーのタイヤが純正では付いています。
KENDAというブランドを知らない人はたくさんいるはずです。
KENDAと書いて「ケンダ」と読むのですが、日本ではあまりなじみのないブランドと言えます。
とくに車に興味のない人だと、まず聞いたことがないでしょう。
自動車分野だと、一般的な評価は「アジアンタイヤにありがちな低価格ブランド」と片づけられがち。
実際にKENDAタイヤと日本が誇るBRIDGESTONEタイヤの2つを実際にくらべてみます。
まったく同じサイズ・ブランドの中での同じ位置づけではないので、単純な比較は不可能です。
同じサイズのタイヤであってもメーカーによって価格は大きく異なります。
KENDAはブリヂストンの半額くらいで買うことができたり、場合によっては1/3~1/4の値段で買えることもあります。
ところでクロスバイクのチャオについているタイヤは、KENDAのKWICK TENDRILという商品です。
自転車のタイヤの場合は、元がそんなに高くないので
ほとんど値段は変わらないのが実態です。
車と違って、超高速で走り続けるわけではないので
性能差はあまり気にしても意味はないかもしれませんね。
標準装備タイヤのメリット・デメリット
標準装備されているタイヤのメリットは正直なところ特にありません。
僕が実際に乗ってみた感想を含んでいますが、大きなデメリットもありませんでした。
可もなく、不可もなく、無難なチョイスだと言えます。
強いてメリットを挙げるなら、溝があってゴツゴツしたタイヤだから砂の上も気にせずに走れてしまうこと。一方で、タイヤが太いのでペダルを漕ぐときに重たく感じてしまうことはデメリット。
こんなことが一般的には言われがちです。
やっぱりメリットもデメリットも両方ありますね
結局、どこで妥協するのかが大切になります
最終的に、どこを目指すのかによって自転車は大きく変わります。
【本記事のまとめ】クロスバイクで快適スタートを望むのなら細くて溝のないタイヤがベスト
自転車は乗っている人の漕ぐ力が、そのまま前に進む力となります。坂道だけでなく、乗り手の脚力が大切と言われる理由はここにあります。
だからこそ、タイヤの転がり抵抗はかなり重要な要素なのです。
タイヤを変えることでフィーリングは大きく変わるものです
スタートが鈍い自転車は漕ぐのがけっこう大変です。
それだけでなく、そのあと同じペースで漕ぎ続けることも意外と大変だったりするものも多いです。
そんなときはタイヤを変えてあげることが一番の解消法となります。
径(ホイール)の大きさは変えることができません。タイヤの幅を変更することならできます。
タイヤ幅を細くすることで軽い力でも、より楽にスタートできるようになるものです。
さらに溝のないタイヤにすることで転がり抵抗が小さくなり、楽に漕げるようになります。
ただし、ホイールには取り付けできるタイヤの適正な太さが決められています。
どんなサイズ(太さ)でも付けられるわけではないことは注意すべきです。
ホイールにきちんと適合するタイヤの選択はしてください。
自転車のスタートが重く感じたら、タイヤ幅を変えたり、
溝のないタイヤを選択することでフィーリングって
自分が思っている以上に大きく変わります。