クロスバイクやロードバイクの価格を決める大きな要素の1つがディレイラーと言われています。
フロントシングルのチャオにだって、ディレイラーはきちんと付けられています。
みなさんのクロスバイクにはいったいどんなディレイラーが付いているのでしょうか?
本日の雑談
ディレイラーってどんなパーツのことなんですか?
大まかに言ってしまえば、変速機です。
ディレイラーという自転車のパーツについて
ディレイラーとは、ギアの変更をおこなう変速機のことです。
市販されているクロスバイクのスペックを見れば、多くの自転車が20段近くのものばかり。
一方で、チャオはフロントが1枚のクロスバイクでした。
フロントギアが1枚のタイプのことを
フロントシングルと呼びます。
チャオはフロントシングルなので、リアディレイラーのみが付いています。
ディレイラーは、英語で「derailer」と表記します。
「derail(脱線)+主体となる人・ものを意味するer=derailer」
あえて難しく言えば、つながっているチェーンを脱線させて変速を行うパーツのことです。
ディレイラーはどこについてるのですか?
フロントディレイラーはペダルクランクのところ、
リアディレイラーは後輪の中心部のところにあります!
ちなみに、チャオのリアディレイラーは「ALTUS(アルタス)」というグレードです。
写真のように、誰でも分かるように表記されています。
車両の価格は使っているディレイラーのグレードによって、大きく変わると言われています。
ディレイラーのグレードは意外と豊富
ディレイラーのグレードってそんなにたくさんあるのですか?
あるんですが、クロスバイクで使われるグレードは
だいたい2つではないでしょうか?
上級モデルのディレイラーを、わざわざクロスバイクに使うことは基本的にありません。
それどころか、マウンテンバイク(MTB用)のディレイラーが使われてることもあるくらい。
国内でもよく使われているShimano製のディレイラーを上のグレードから順番に挙げていくと、
- XTR
- DEORE XT
- SLX
- DEORE
- SAINT
- ALIVIO
- ACERA
- ALTUS(クロスバイクで多く使用)
- Tourney
これだけたくさんのラインナップがあります。
今回の紹介はマウンテンバイク系のディレイラーです。
「品質の良い・悪い」はもちろんあるかと思います。
ただ、上下1ランクくらいのグレード差であれば、違いなんてほとんど分からないでしょう。
ふつうのセンサーしか持っていない人が大半のはずです。
ちなみに、チャオは下から2番目のグレード「アルタス」。
「アルタス」は街乗りレベルであればぜんぜん問題なく使うことができます。
個人的には何の不自由も感じません、高いコスパだと思います。
チャオ以外のクロスバイクで使われているディレイラー
実際にほかのクロスバイクと見くらべてみましょう!
クロスバイクでは王道的な存在のGIANTもチャオと同じ「ALTUS」が使われています。
ブリヂストンのクロスバイクとしてメジャーな存在のシルヴァもALTUSでした。
こちらも負けずにメジャーなFELTのVerza Speed50というモデルもALTUSでした。
これらのクロスバイクは、5~7万円くらいの販売価格レンジです。
ということは、結果的に同じグレードのパーツが使われているケースが多いと言えるのでしょう。
【本記事のまとめ】クロスバイクであればディレイラーのグレードを気にするのはナンセンス
クロスバイクを選ぶ時には、リアディレイラーだけで選ぶことは避けたいものです。
というよりも、同じグレードのものが使われていることが多いので、ディレイラーだけで選べません。
そもそも、グレードを気にすることがナンセンスと言えます。
ぼくたちはプロじゃないのですから、
ちょっとの性能差であれば感じ取れませんよね。
主要メーカーのクロスバイクのリアディレイラーは、すべてALTUSでした。
Shimano製のディレイラーは高品質なことでも有名です。
ディレイラーの違いでクロスバイク選びをするのは現実的ではないので、ほかのポイントで選ぶべきです。
ディレイラーにはたくさんのラインナップがあります。
ほとんどのクロスバイクはShimanoのALTUSを使用していますが、
質の面では全然問題ありません。