車両の整備において、「パーツ交換」と聞くと億劫になってしまう人はそれなりに多いかもしれません。
何かをするにしても、専門的な知識や経験がそれなりに必要で、手間がかかると感じるからでしょう。
ただ、そうではなく本当に簡単にできるものもあるのです。
簡単にできる交換なんて、別に無理にする必要のない自己満足的な作業と言われることも多いかと思います。
その中でも、本日は効果が高いのではないかと思われる作業を紹介します。
キャップを交換したから馬力が上がるなんてことはありません。
気休め的なところも強いですが、メンテナンスの一環で行いました。
本記事の内容
✅ミライースのラジエーターキャップ交換方法
✅作業難易度
✅作業時間の目安
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は、運転歴25年のドライバー。過去の愛車は、軽バンからスポーツクーペまでさまざま、モータースポーツが趣味です。観るのも好き、自分で走るのも好き。レーシングカートのレースに参戦していた経験もあります。

本日の内容は、完全にメカニック知識ゼロでできる作業内容です。
1点だけ注意事項を挙げるとすれば、エンジンが冷えているときに行うことそれだけです。焦らず、落ち着いて作業をしたいものです。
交換するときに必要なもの
ラジエーターキャップの交換については工具は一切必要ありません。
交換する新しいキャップだけで大丈夫です。
ちなみにラジエーターキャップは消耗品とも言われています。交換の際は新品を用意したいものです。
ワイパーやプラグほどではありませんが、車種や型式によって適合するものが異なりますので気をつけて選びたいものです。

交換手順
ミライースのラジエーターキャップはボンネットを開けて、向かって右側にあります。
写真は純正のものですが、変わった形状のキャップで目立つオレンジ色なのですぐに分かります。
書いてある通り、熱い時に開けるのは非常に危険ですので注意しましょう。
作業するのはエンジン作動前、完全に冷えている時です。
一度、車を動かしてしまうと作業タイミングが難しくなるので、朝一番が良いです。

キャップを外すには、反時計回り(左方向)に回します。
そうすると、写真の角度まで回すことができます。

上に引き上げれば、古いキャップを外すことができます。
今度は、購入した新しいキャップを付け替えます。ツメにきちんと入っているかの確認だけはしておきます。
今度はキャップを閉める方ですので、時計回り(右方向)に回します。
キャップの出っ張った部分が左右にあればきちんと閉まっているということです。

新しいキャップをつけるときに、向きが逆だとキャップを閉めた時に上下反転
してしまいますので気をつけましょう。

これで完成です。
作業時間・難易度&価格
作業時間自体は3分もあれば終わってしまう内容です。
工具も必要なく、キャップ代だけで済ませられます。
値段は高くないパーツですので交換もしやすいですが、品番間違いには十分注意しましょう。
【本記事のまとめ】ラジエーターキャップだけでオーバーヒート対策にはならないけど定期的には替えてあげたい内容
よく、ラジエーターキャップを変えるとオーバーヒート対策になると言われているのを耳にします。
もちろん、何もしないよりはキャップくらいは交換してあげた方がいいに決まっていますが、キャップ交換だけで抜群の効果が得られるといったことはないかと思われます。
キャップのシールが劣化していたり、キャップ自体に古さを感じたら早めに交換してあげるようにしましょう。
| ラジエーターキャップ交換 | 内容 |
| 作業時間 | 約5分 |
| 作業難易度 | かんたん |
| パーツ代 | 2,000〜4,000円 |
こうした単純な作業を重ねることで、自分でメンテナンスする
楽しみを覚えていくというのもいいかもしれませんね!

