DAIHATSUミライースをふだんの足として購入して半年が経過しました。
すでに7,000km近く走行していますが、乗っていて思うのは「もう少しココがこうだったら便利なのにな」ということ。
ミライースは低価格路線ということもあり、ある程度は割り切って乗るべきなのかもしれません。
実際のミライースのドライバーである僕が感じていることをお伝えします。
本記事の内容
- ミライースの室内装備
- 価格なりの装備だから我慢できる?
- 我慢できないならどうする?
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は運転歴20年を越えるドライバーです。
過去の愛車は軽バンからスポーツタイプまで幅広く、趣味はモータースポーツです。
観るだけではなく、自分でハンドルを握るのも大好きです。一時期は鈴鹿サーキットを中心にレーシングカートのレースに参戦していたこともあります。
本日はいろいろな車に乗ってきた立場からダイハツのミライースについて紹介します。
ミライースは「低価格に舵を振り切った家計の強い味方」
ミライースに限らず、軽自動車である以上はちょっとした足や家計や通勤費の削減で乗る人が多いです。
・家庭のセカンドカー
・免許を取得して初めてのマイカー
・高齢のおじいちゃん、おばあちゃんのちょっとした足
・普通車の高額な税金や車検代を払うのがもったいなく感じて乗り換えた
・お子さんの送迎用
・ガソリン代の節約
・自宅の駐車スペースが狭い
僕自身は、軽自動車のいちばんの利点とも言えるコストメリットを感じて購入しました。
普通車に比べて、ガソリン代は安い、高速代も安い、税金は安い、車検は安い、そんなメリットを感じています。
まさに、低価格路線に舵を切った家計の味方が軽自動車です。
そのなかでも、ミライースの価格の安さには定評があります。軽自動車の中でもいちばんの味方と言えます。
ほかの軽自動車よりも車重は軽く、出足は比較的スムーズ!でも、ターボ車のようなスムーズな加速とまではいきません。
スピードが乗るまでのエンジンの唸りはかなりのレベルです。
車内のこんなところがチープ
内装がチープというのは裏返して言えば、コスト削減を徹底しているということです。
余計なパーツを使わないのでコスト削減だけではなく、軽量化にも一役買っていることにもなります。
写真でいくつか見てみます。
車内灯は1つだけしかありません。フロントガラスの上でドライバーの手元を照らしてくれるようなものは残念ながらありません。
運転席も助手席もサンバイザーはシンプルなものです。ライトやミラーは付いていません。
エアコンはありますが、オートエアコンではなくマニュアルエアコンです。
温度も風量も4段階しかないため、微妙な調整はできません。またデジタルなメーターなども付いていません。
ポツンとサイドブレーキが付いているような感じです。フットタイプのものではありません。
もちろんブーツなどはありません。
エアコンの吹き出し口の下に、ちょっとしたスペースがあります。横移動しにくいようにツメもありますが、扉がないので外から丸見えです。
また分厚いものを置くことはできない上、大きな衝撃が加わると物が助手席の人に当たってしまう可能性もあります。
【本記事のまとめ】低価格に振り切ったミライースはDAIHATSUの努力の賜物
実際に乗っていても、内装や装備でチープに見えるところは正直言って多いです。
それでもミライースを街中で見かける確率はそれなりに高いです。
トールワゴンのような利便性や快適さはないかもしれませんが、コスパは十分だと感じているからでしょう。
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メリット・デメリットはどんな車に乗ったとしても、多かれ少なかれ感じてしまうものでしょう。
ミライースは低価格をウリにしていますが、充実した安全装備などのおかげでコスパに優れる車です。
そういったことに対する理解がないと、なかなか愛着を持って乗り続けることはできないかもしれません。
日常の足としては十分な仕事をしてくれる車だと言えます。
近いうちにミライースでミニサーキットを走って、走行性能の面でもレビューしてみたいと思います!