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素人による処理では自動車ガラスの頑固なウロコ取りは難しい

自動車を買って数年経過するとかならず出てくる問題の1つが「ガラスのウロコ」。

サイドやリアはすこし譲って何とか我慢できるかもしれませんが、フロントガラスだけは運転中に常に視界に入るため気になるもの。

雨天の走行時、夜間の走行時、走っているときだけでなく信号待ちしているときも目に付いてしまいます。

フロントガラスのウロコは素人でも取り除くことはできるの?

僕も何度かウロコ取りをしたことがあります。
やっぱり長いあいだ放置していた場合、ウロコは自分では取れきれませんね。

本記事の内容

  • ガラスのウロコについて
  • ウロコはどうすれば取れる?
  • 取れない場合にどうしたらいい?

本記事の信頼性

本記事を書いている僕は運転歴20年を越えるドライバーです。

過去の愛車は軽バンからスポーツタイプまで幅広く、趣味はモータースポーツです。

観るだけではなく、自分でハンドルを握るのも大好きです。一時期は鈴鹿サーキットを中心にレーシングカートのレースに参戦していたこともあります。

ダッシュボードの上に物が載っていても気にしませんが、フロントガラス自体の汚れや曇りはすごく気にする僕が試したことを書かせていただきます。

ガラスのウロコについて

ガラスのウロコと言われても分からない方も少なくないはず。

雨水などがかかって、そのまま乾燥して残ってしまった水滴の跡が「ウロコ」と呼ばれるものです。

ガラスが曇ったり、水をかけたときによく分かります。

水をかけて水滴が筋状になっている場合はウロコが残っているということです。

曇ったガラスを見ても模様のように跡が残っているのがはっきりと分かります。(とくに写真右側)

そもそもウロコが発生する原因については次のようなことが言われています。

ウロコは、雨が降った後、雨水が残ったまま蒸発した場合や、水道水で洗車した際に拭き残しの水がそのまま乾いてしまうことで、発生しやすくなります。炎天下の洗車がNGなのは水分がすぐに蒸発してしまい、ウロコができやすくなるためです。
雨水には黄砂、チリや車の排気ガスなどの化学物質が含まれ、水道水には炭酸カルシウムなども含まれているので、水分がガラス面に残ったまま蒸発すると、それらの不純物が汚れとして固着してしまいます。そのほかワックスをかけた際の油膜成分などが水に流れてガラス面に付着すると、水分が乾いた際に固着してウロコを作ります。

引用 ジェームス

つまり、今回はガラス面のウロコについて記事を書かせていただきますが、ボディ面にも付着する可能性があるということです。

市販のケミカルを使ったウロコの取り方

素人が自分でウロコを取ろうと思ったときに、まずは市販のケミカルに頼るしかありません。

ネット検索をしていると、メラミンスポンジを使ったり、台所用洗剤を使うといったサイトも見られますが、ガラスやボディへのダメージを考えると好ましくないと考えていますので、当サイトでは使用しません。

基本的には、薬液を塗布して、磨いて、水で流すということの繰り返し作業です。

今までも何回か作業の経験がありますが、基本的に手作業で落としきることは至難の業です。

ウロコが残っている箇所への薬剤の塗布

パッケージに薬剤は1種類のみしか入っていませんので、よく振ってから付属のスポンジで塗ります。

擦る、のではなく塗り付けて伸ばしていく感じです。

こんな塗り方で頑固なウロコが取れるのかと疑問にも感じますが、マニュアル通りに進めていきます。

写真のように弾いている間は繰り返し塗り続けなければなりません。

水玉模様ではなく、このようにきれいに筋状になって伸びていればOKとのことです。

筋状になるまでひたすら薬液を繰り返しかけます。

筋状になったら、水をかけて白い薬剤が残らないように流します。

薬剤を流したあとはいったん仕上がり確認

一通りの作業が終わったら、一度水で流して確認してみます。

水を弾いて、玉が残っているところはまだまだ薬剤を付けて擦らないといけません。

一方、弾かずに残っているところは施行完了ということです。

水を弾かなくなるまで、ひたすら同じ作業を繰り返し行うだけです。

消えるまでひたすら繰り返しの作業

写真では伝えにくいですが、水を弾かなくなった部分を少し触ってみるとウロコが残っているのがわかります。

乾いたぞうきんで拭いてみると、もっとよく分かります。

施行が完了したところでも、乾燥するとしっかりウロコは残っているということは、水を弾かなかくなったからウロコが取れたということではなさそうです。

いろいろな商品ラインナップがありますが、「強力除去」「完全除去」「徹底除去」などのフレーズが書いてあるものでも結果は同じでした。

薬剤に問題があるのか、手作業だから仕方がないのかの断定はできません。

もっと初期段階のウロコであれば、すんなり除去できたのかもしれません。

手作業しか試したことはありませんが、おそらく長期間に渡って放置したものは、機械で研磨しないと同じ結果になると思われます。

【本記事のまとめ】手作業でのガラスのウロコ取りは非常に難しいものがある

今回は「徹底除去」とフレーズの付いた商品を使って、ウロコ取りの作業を繰り返し行ってみました。

車両は中古で購入したミライース、2017年式です。

年式からもウロコは長期間に渡って付着していたのでしょう。

長期間になればなるほど、ウロコは手作業で取りづらくなるものと思われます。本日は手作業で落とせるかという検証でしたが見事に失敗に終わりました。

ここからウロコを取ろうと思えば、プロのガラス施工業者に依頼しなければなりません。

こうなる前に手作業でも落としやすいように、こまめにメンテナンスすることをオススメします。

やはり日ごろのメンテナンスが大切だと思わされた出来事です。
いろいろな商品を試したことがありますが、手作業での施行はすべて失敗に終わっています。

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